せいたかだいおう

ちなこ

2011年05月27日 01:39



とうとう買ってしまいました、「せいたかだいおう」。
息子が保育園時代に借りてきた絵本の中で
私が一番大好きな本です。
忘れられなくて、4月頃ヤフオクで200円くらいで買っちゃいました。


この表紙の黄色いモコモコした植物が、せいたかだいおう。
ヒマラヤの、短い夏の間だけ雪が解けるような標高にいます。
冬は人間も登ってこれないような場所。
薄い土の下はすぐ岩、夜は冬のように寒い・・・過酷な環境です。


そんな中で、小さく育ち生き急いで種を残す植物たち。
人間の膝くらいの高さでも大きいほう。
だけど せいたかだいおうだけは、
何年もかけてもっともっと育ちます。


黄色いものは花びらではなく、葉っぱ。
中に花が咲いていて、自分の中に温かい空間を作り出しているのです。
外が寒いから、自分で温室を作っちゃったんです!すごい!
雨風の心配がない暖かいこの空間で、
虫たちが飛びまわり、種をつくるお手伝いをしてくれるんです。

で、一番好きなくだりが。。


くさやきはあるかない。
うまれたばしょにあわせて、いろんなすがたでいきていく。


とっても素敵。
そうか、進化って柔軟に自分の素質を生かし活かすこと!
別物に変身したりするわけじゃないんだ。
と、勝手に解釈して感動したのでした。

そして、最後の締めくくりは。。


どうして、ここにうまれたのかな。
なぜ、こんなにおおきくなろうとしたのかな。
わからないことが まだ いっぱいある。



わからないことが、いっぱい。
わくわくする終わり方です。

この本を読むと元気になります。
私も進化したい!って。


皆さんも、進化、してますか?
(絶対してますよ!)



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